東京タワーをモチーフにした、気鋭アーティスト渡辺おさむさんの作品展「東京タワー×渡辺おさむ」が7月27日、代官山のギャラリー「モンキーギャラリー」（渋谷区猿楽町、TEL 03-3780-0812）で始まった。

商品化されたバッグ（関連画像）

　同ギャラリーを運営するスーパープランニングのオリジナルトートバッグブランド「ROOTOTE（ルートート）」と、昨年開業50周年を迎えた観光名所・東京タワーとのコラボレーション企画。渡辺さんが東京タワーをモチーフに制作した作品は、「新東京みやげ」を目指したプリントバッグとして東京タワーとルートート各店で販売される。

　1980年山口県生まれの渡辺さんは、2003年に東京造形大学を卒業。製菓教室の講師だった実母の影響を受け、食品サンプル技術を用いた「フェイククリーム・アート」を展開。2007年長野県信濃美術館「五感でアート展」で美術館デビュー後は、上海、ミラノなど国内外で作品を発表している気鋭のアーティスト。

会場では、ケーキを何段も積み重ねることで、東京タワーの「シンボル性」「大きさ」「親しみやすさ」を表現したという全長60センチのフェイクスイーツ「東京タワーケーキ」を展示。ケーキの時計（8,400円）や扇子（4,200円）などの関連グッズも販売するほか、世界遺産を背景にクリームをデコレーションした写真シリーズ5作品の展示や、過去に手掛けたディズニーとのコラボバッグの原画なども展示する。

　プリントバッグは、縦39センチ×横43センチの「トール」（3,000円）から、縦12センチ×横9.5センチの「タイニー・ルー」（1,200円）までの大小6種類を販売。今月18日から東京タワー内の「タワーギャラリー333」（港区）で先行販売し、現在は「ROOTOTE GALLERY（ルートート ギャラリー）代官山店」（代官山町、TEL 03-3464-5535）、丸の内店、エチカ池袋店、横浜ジョイナス店でも販売している。

　開催時間は12時～20時。入場無料。8月2日まで。