原宿に7月18日、インスタントラーメン専門店「GOLD 7 TOKYO」(渋谷区神宮前1、TEL 03-3408-1452)がオープンした。運営はレーベル事業や、バー「エビス駅前バー」(恵比寿南1)の運営を手掛けるエーライツ(恵比寿南2)。
同店は、新井薬師に本店を構えるインスタントラーメン専門店「さくら」(中野区)のコンセプト店としてオープンした。「本店で扱うラーメンの品数が減少し『飲み屋さん』化してきた」ことから、同社が本店を運営するエンジェルハート(中野区)と業務提携し新店オープンを決めた。
同社事業開発部の増田修一さんは「観光地でもある竹下通りで、外国人旅行者や修学旅行生に利用してもらえれば面白いのでは」と1号店の出店場所に原宿を選び、「今後、浅草など東京都内に直営店をオープンできれば」と多店舗化を狙う。
店舗面積は14坪で、金色の壁の店内には「茶室をイメージした」テーブル席14席を用意。北海道限定ラーメン「熊出没注意」(180円)など全国各地の即席めん300種類以上を扱うほか、しょうゆ味、みそ味、つけめん、坦々めんの4種類を用意する「さくららーめん」(各180円)などのオリジナル商品も用意する。
来店客は商品を選び、調理代金280円を払うと店員が調理を行い提供。チャーシュー、メンマ、ネギ、モヤシのトッピングも調理代金に含まれる。追加トッピングでバター、コーン、のり(各50円)、煮玉子、肉そぼろ(各100円)なども用意する。購入したラーメンは持ち帰ることも可能。
17時からは、食べた即席めんの残り汁を茶碗蒸しにする「極限茶碗蒸し」(200円)、即席めんのスープで出汁をとった麻婆豆腐(500円)などのフードメニューをはじめ、ビール(380円)、 芋焼酎(400円)などのアルコール類も提供する。
店内にはレンタルボックスも設け、アーティストの作品や雑貨、アクセサリーなどを展示・販売する。現在は、映像・写真家の藤井春日さんの作品をはじめ、イラストレーター・木野鳥乎さん、富士塚観光美術家・有坂容子さんらの作品を展示している。レンタル料は月々3,000円から。
増田さんは「現在1日に50組ほどの来店がある。昼だと子ども連れの方や学生さん、カップルが多く、17時以降は30代~40歳前後のサラリーマンの方が多く来店している。特に22時を過ぎると、酒を飲んだ後の『シメの一杯』に訪れるお客さまが多い」と話し、「1回召し上がっていただければ、何度もご来店いただけると確信している」と自信をみせる。
営業時間は11時30分~24時(火曜・土曜・日曜・祝日は20時まで)。