架空の公害怪獣「ヘドラ」をモチーフにした展示販売会「ヘドラ☆エコ・アート展」が7月10日、青山のギャラリー「GoFa」(渋谷区神宮前5、03-3486-4417)で始まる。
ヘドラは、宇宙から来た生命体が、都市近海のヘドロや汚染物質と結合し成長したとされる公害怪獣で、ゴジラシリーズ第11作目となる特撮映画「ゴジラ対ヘドラ」(1971年、坂野義光監督)に登場。マニアの間では「ゴジラ史上最強の怪獣」とも言われ、毒々しい色彩や独特のフォルムから熱烈なファンも多い。
国連大学も隣接するギャラリーGoFaでは、近年の環境問題への関心の高まりに合わせ、ヘドラをモチーフにした展示会を企画。ロックバンド「怒髪天(どはつてん)」ボーカルで、日本有数の「ヘドラコレクター」として知られる増子直純さんを迎え、増子さんのコレクションから、ヘドラのソフトビニール人形など約150点のヘドラグッズを一堂に展示する。
会場では、9種類のヘドラTシャツも販売。「怪獣絵師」とも呼ばれるイラストレーター開田裕治さん、「コレジャナイロボ」のザリガニワークスらのデザインによる多彩なヘドラTシャツを扱う(3,980円~)。そのほか、増子さんの「ヘドラになりたいんです」という一言から生まれたという、増子さん監修のGoFa限定へドラパーカー(ショート丈=15,750円、ロング丈=18,900円)も。
営業時間は12時~18時。入場料は350円(コーヒーチケット代含む)。今月20日まで。