代々木公園で「バングラデシュ・フェス」-伝統料理やボディーペインティングなど

初開催となった「バングラデシュ・フェスティバル2008」の会場風景

初開催となった「バングラデシュ・フェスティバル2008」の会場風景

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 代々木公園イベント広場で、6月13・14日、バングラデシュの伝統、文化などを紹介する複合イベント「バングラデシュ・フェスティバル2009」が開催される。昨年に引き続き2回目となる今年も、物販や飲食など40ブース以上が出店して会場を盛り上げる。後援は、バングラデシュ大使館、外務省。

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 インド東方に位置する南アジアの一国「バングラデシュ人民共和国」は、1971年にパキスタンから独立。文化面ではパハールプルの仏教寺院遺跡が世界遺産リストに登録され、インドからバングラデシュ南西部に広がるマングローブ湿地帯シュンドルボンも世界遺産(自然遺産)として知られる。日本とは1972年に国交を樹立した。

 会場では、物販、飲食、展示、ライブなどで複合的にバングラデシュの文化を紹介する。飲食ブースでは、「バスモティ」(錦糸町)、「ラニ」(八王子)など都内近郊でバングラデシュ料理を提供する飲食店15店が出店。炊き込みご飯とルーを層状に重ねて蒸し上げる来賓料理「ビリヤニ」のほか、三角状の春巻き「サモサ」、ベンガル地方のカレー「ベンガルチキンカレー」など伝統的な民族料理を提供する。

 物販区画では、約2週間で消えるというヘナの粉を使った伝統的ボディーペインティング「ヘナアート」体験ブースや、インド周辺地域の民族衣裳「サリー」の試着ブースなど約20店舗が出店する。野外ステージでは、バングラデシュの歌、踊り、楽器などを披露。人気アーティストでシタール奏者のシャハダ・フセン・カンさん、シンガーのルマナ・カンさんらが来日するほか、在日バングラデシュ人によるカルチャーグループ「ウットロン」らもステージに上がり、ライブ演奏を行う。

 同フェス実行委員長の酒井ポールさんは、初開催となった昨年について「2日間で35,000人の来場者を記録したのは大成功」と話し、2回目となる今回についても「バングラデシュは水と緑の美しい国。楽しいところをたくさん知って欲しい」と意気込む。

 開催時間は10時~20時(14日は18時30分まで)。

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