代官山ヒルサイドテラス（渋谷区猿楽町）で5月より、「オーガニック」をテーマに近隣店舗などが食材や雑貨などの商品を持ち寄るマーケット企画「Daikanyama Organic Market」が始まった。

　2度目の開催となる今月13日には、前回同様、スタジオヒルサイドを中心に各店がブースを出店。農林水産省が定める「食育月間」にあたる今月は、マーケットのほか「食と子ども」をテーマにワークショップやイベントも開催し、家族連れなどに向けて「食の大切さ」を呼び掛ける。

　出店するのは、インテリア雑貨「コレックス」（目黒区青葉台1）、昨年9月八幡通り近くに初の旗艦店を開いた「こどもビームス」などの近隣各店に加え、自然栽培・無農薬無堆肥野菜の青果卸「築地御厨（ミクリヤ）」など計6店。

　同施設G棟地下1階のインポートフード「ヒルサイドパントリー」は、非木材を原料にした紙の器シリーズで知られる「WASARA」と組み、限定店を出店する。イベントでは、中目黒の予約制書店「ユトレヒト」が終日、射的大会を開催するほか、築地の老舗かつお節問屋「秋山商店」は「鰹節のススメ」と題したワークショップ（12時～13時、14時～15時）を展開。

　こどもビームスのディレクター、中原慎一郎さんが代表を務めるデザインチーム「ランドスケーププロダクツ」は、中原さんの故郷・鹿児島のプロダクツを紹介するプロジェクト「さつまもの」で出店。ワークショップにも参加する。

　開催時間は11時～18時（雨天決行）。