サイバーエージェント(渋谷区道玄坂1)は4月7日、ブログメディア「Ameba(アメブロ)」内でコミュニティーサービス「Amebaグルっぽ」を開始した。
特定の趣味や嗜好を持つ会員向けの承認制コミュニティー機能。コミュニティー作成者(管理人)はあらかじめグループに参加するための「問題」を設定。解答後、管理人に承認されたユーザーのみコミュニティーに参加できる仕組み。各「グルっぽ」では、スレッド型掲示板システムで会員同士の交流を図る。
2004年9月にサービスを開始したアメブロは、機能拡充やシステム改善などに着手する一方で、タレントやスポーツ選手ら著名人公式ブログに注力。アクセスを伸ばし、昨年8月には前年比3倍以上となる50.6億PVを記録。今年4月5日には会員数が500万人を突破した。
コミュニティーサービスでは、ブログ内のコメント機能などに加え、昨年3月に掲示板サービス「アメばた会議」を開始。同社では、新サービスAmebaグルっぽを通じ「ユーザーのコミュニケーション活性化と回遊性の向上を目指す」としている。今後モバイル版も開始予定。