大型トラックの廃タイヤチューブなどを使ったリサイクル製品ブランド「SEAL (シール)」は4月5日、表参道・原宿周辺で学生らによるごみ拾い活動を行う。
渋谷ではアパレル店スタッフが「派手」な格好でごみ拾いする企画も
2006年4月に販売を始めた同ブランドは、廃棄物の再商品化をコンセプトにバッグを中心としたプロダクトを展開。耐久性に優れた使用後の大型車用タイヤチューブをメーン素材に使ったバッグは、国内の職人によるハンドメード。利用者の環境意識拡大を目指し、売り上げの1%を世界自然保護基金「WWF(World Wide Fund for Nature)」に寄付。昨年からは製品1つの販売ごとに1本の苗木を寄付する取り組みも始めた。
ごみ拾い活動は、同ブランド製品の企画・販売を手掛けるモンドデザイン(港区)が若者への啓蒙活動の一環として開催。当日は同社スタッフと10人以上の大学生が参加し、12時に表参道駅を出発。表参道をはじめ、キャットストリートや明治通り、青山通り、山手線沿いなど表参道・原宿周辺のゴミを清掃する。
同社・堀池洋平社長は「参加メンバーと同世代の若者をはじめ実施区間を通行するさまざまな人に、コンセプトを知ってもらえるきっかけなれば」と話している。イベントは今後定期化していく予定。