ユナイテッドアローズ（渋谷区神宮前2、以下UA）は3月27日、来月1日に行う役員・人事異動と組織変更で、重松理会長が社長に復帰することを明らかにした。

　2004年会長に就任した重松氏は、社長執行役員として社長に復帰。岩城哲哉現社長は同日付けで副社長執行役員に就任する。代表取締役の役職変更で、新たな業務執行体制を整え、営業力強化など収益力の改善を目指す。

　本部スリム化の一環として、本部の部（室）・課数を118から80と約3割削減する組織・機能変更も行う。販売支援本部、業務支援本部を統合し、事業支援本部を新設。同部内には旧販売支援本部の店舗環境支援部出店開発課、同内装管理課を統合した店舗開発部を新設する。

　このほか新設するのは、経営開発本部広報宣伝部、同経営企画部などを統合した経営企画室と、経営開発本部 IR部、管理本部財務経理部計画管理課を統合した計画管理室。

　同日付けの役員人事でUA上席執行役員販売支援本部本部長を退く板谷大作氏は、連結子会社コーエン（港区）の社長に就任する。