ハリウッド女優ら著名人もトレーニングとして実践する護身術「クラヴマガ」専門のトレーニングスタジオが3月8日、北青山にオープンした。
イスラエル発祥のクラヴマガは、米政府機関も採用する近接格闘術。人が本能的に持つ条件反射の動きを取り入れ、不利な状況下などでも体が自然に「護身」へと反応する実践的な訓練が一般向けのコースにも応用され、エクササイズのほかメンタル強化の効果も見込めるという。
日本では、イスラエルなど各国でクラヴマガのトレーニングを積み帰国したインストラクターの松元国士さん(現クラヴマガ・ジャパン会長)が設立したクラヴマガ・ジャパン(千代田区、TEL 03-3263-4555)が2004年3月、市ヶ谷に初のスタジオを開設。2拠点目として青山通り裏手に「クラヴマガ・ジャパン青山スタジオ」(港区北青山3)をオープンした。
赤と白を基調にした施設内のスタジオには、1クラス約20人を収容。「習熟度」に応じクラスのレベルを設定し、基本的な構えや初歩的な攻撃練習・護身練習を行う初心者クラス「レベル1」から上級者向けクラスまで、現在レベルごとに5つのクラスを用意する。各レベルでは、パンチやひじ打ちなどの攻撃術をはじめ、首絞め、ヘッドロック、抱き付きなどに対する防御術を指導。トレーニング期間や能力に応じ、レベルごとにベルトテストの受験資格を与える仕組み。
料金は、週1回のスタンダードコースが月額10,500円、週2コースが15,750円ほか。入会料10,500円のほか、加入時にはスポーツ安全保険料1,600円と加入月分、翌月分クラスの受講料が必要。学生、警察・自衛隊常勤者には割引制度も設ける。
1クラス60分で、クラス開設時間は日曜=10時40分~(昼)、火曜~金曜=18時45分~(夜)。オープン当初は月曜・土曜定休(今後順次営業日を拡大予定)。