スウェーデンの女性陶芸家が複合企画展-「こどもビームス」など3会場で

代官山3会場でスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンさんの世界観を紹介(写真=告知ビジュアル)

代官山3会場でスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンさんの世界観を紹介(写真=告知ビジュアル)

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 スウェーデンの女性陶芸家、リサ・ラーソンさんの作品展「CRAFT, LOVE, LIFE」が3月20日より、「ギャラリー スピーク フォー」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5459-6385)など代官山エリアの3会場で同時開催される。

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 1931年生まれのリサ・ラーソンさんは、50~70年代後半の約25年間にわたり、セラミック製品などで知られるスウェーデンのメーカー「グスタフスベリ」に在籍。ライオンやネコなどの動物をモチーフにした素朴で愛らしい表情のオブジェが世界で人気を集め、復刻版も発売。70歳を超えた今も新作を発表するなど、精力的に活動を続けている。

 日本では2月、これまでの作品や半生などについて触れた「リサ・ラーソン作品集」(ピエ・ブックス刊)を発売。代官山エリアの3会場で展開する連動企画では「CRAFT, LOVE, LIFE」をテーマに、各会場で異なる側面を紹介し、ラーソンさんの世界観に迫る。

 メーン会場となる「ギャラリー スピーク フォー」は「LIFE」がテーマ。作品集でラーソンさんのアトリエ取材などを担当した写真家・木寺紀雄さんによる写真を展示するほか、インテリアスタイリスト、作原文子さんがラーソンさんと日本の「接点」をインスタレーションで表現。期間中は、ビームスが「衣・食・住」のライフスタイルを提案するレーベル「フェニカ」も限定出店する。

 「LOVE」がテーマの「こどもビームス」(渋谷区猿楽町、TEL 03-5428-4844)は、北欧の子ども服フェアに伴い、店内にラーソンさん作の動物オブジェを展示。インテリアギャラリー「コレックスリビング」(目黒区青葉台1、TEL 03-5784-5612)は「CRAFT」をテーマに、ラーソンさんが愛用する道具や復刻版の製作プロセスなどを紹介する。

 会期中は、同20日に木寺さん、作原さんらによるオープニングトーク(入場料500円、定員40人、要予約)をギャラリー スピーク フォーで開催するほか、3会場と「ヒルサイドパントリー代官山」の4カ所でスタンプラリー券を配布。

 営業時間は、ギャラリー スピーク フォー=11時~20時(最終日は18時まで)、こどもビームス=11時~20時、コレックスリビング=11時~20時(第3水曜定休)。入場無料。4月1日まで。

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