トーキョーワンダーサイト(TWS)渋谷(渋谷区神南1、TEL 03-3463-0603)は3月7日より、東京都主催の若手アーティスト公募展「ワンダーシード2009」を開催する。
今年で7年目を迎えるワンダーシードは、東京都のアート支援プログラム「TWS」の公募企画として2003年に始まった「0号展」が前身。応募作品は、10号以下の小作品が対象で、会場やインターネットで作品を購入できるシステムも取り入れている。
応募作品数は昨年同様、前々回の2倍以上となる971点に上り、同展ではうち107点を展示する。審査を担当したのは、石原慎太郎都知事や現代アートギャラリー「小山登美夫ギャラリー」(江東区)の小山登美夫さん、アートディーラーの塩原将志さん(アート・オフィス・シオバラ主宰)ら。
石原都知事は同展について「最近の絵描きがやたら大きい絵を描きすぎるのは自信がない証拠だ。作品が鑑賞家の生活空間で愛玩されてこそ初めて意味がある」とコメント。現代アート専門サイト「TAGBOAT」では開催前日の同6日より、展示作品のオンライン販売を開始する。
開館時間は11時~19時(最終入場は30分前まで)。月曜休館。入場無料。今月29日まで。