ファーストキッチン(新宿区)は3月16日、渋谷・宮益坂に食事需要とカフェ需要を対応する「進化型」モデルの1号店を出店する。
時間帯ごとのメニュー構成に変化を付け、モーニングやカフェ、アルコールを含むディナータイムメニューなど、各時間帯でそれぞれの主力メニューを強化。実用性とくつろぎ感を兼ね備える都市型「コンビニエンス・カフェ」として、季節、時間、状況の各ニーズに合った客層の取り込みを目指す。
1号店は既存の「ファーストキッチン渋谷宮益坂店」(渋谷区渋谷1、TEL 03-3498-1050)を新装。内装は、「シンプル&エコロジー」な北欧をテーマに、従来のカフェやファストフードと差別化を図る。席数は改装前に比べ9席少ない71席。
時間帯ごとにメーン商品を掲げるメニューは、「この時、これを」をキャッチフレーズに展開。朝(7時~11時)は、ホットドッグやサンドイッチ、チャパタ各種、ヨーグルトセットなども選べるモーニングプレートなどの軽食をはじめ、スープ、コーヒーなどをメーンに提供。ランチタイム(11時~14時)には、従来からの主力、ハンバーガーやポテトのほか、ペペロンチーノ、ジェノベーゼ、ミートソースなどを400~500円台で提供するリングイネのパスタ、サラダ各種などをメーンに取りそろえる。
14時~18時のカフェタイムは、ケーキや和風甘味などのデザートとドリンクがメーン。ケーキは「クッキー&クリームチーズケーキ」「リッチロール(濃厚ショコラ)」などを各350円(ドリンク付き490円)で提供。和風デザートは「抹茶プリン」「白玉クリームぜんざい」(各290円、ドリンク付き430円)など。ドリンクはソフトドリンクや各コーヒーなどのホット・アイスドリンクやフロート各種など約30種類を用意。フードメニューも提供する。
ディナータイムの18時以降は、カリフォルニア産のハウスワイン(赤・白)やビール、スパークリングワインなどのアルコールも導入。パスタまたはハンバーガーに追加600円でアルコールとポテト(Mサイズ)を付けるセットメニューが登場する(ポテトとドリンクセットは追加350円)。
同社では1号店の出店で「さらなる可能性の開拓に向けビジネスモデルの再構築と店舗スタイルのブラッシュアップに取り組む」としている。営業時間は7時~22時(店舗は現在改装工事のため休業中)。