駅弁事業などを手掛ける日本レストランエンタプライズ(港区)とジェイアール東日本企画(渋谷区恵比寿南1)は、2004年からJR渋谷駅山手線内回りホームに出店している広告ラッピングカフェ「アドスタンド」を業態転換し、昨年12月「Cinema Cafe(シネマカフェ)」としてリニューアルオープンした。
角川メディアハウス(千代田区)発行のフリーペーパー「月刊シネコンウォーカー」が企画に携わり、「電車」をモチーフにした従来の空間を活用、毎月1本の映画をコンセプトに、外観全面を広告シートでラッピングするなどして映画情報を発信する。
店舗面積は従来通り約17.6平方メートル。店内では3つのモニターで映画予告映像、映画情報番組、メーキング映像などを上映するほか、ポスターやフライヤー、リーフレットなどの広告ビジュアルを展開。映画グッズの先行販売や前売り券の販売も行い、今後商品を拡充していく。
飲食は、自家製「たまごドッグ」と4種類のホットドッグを中心に、コーヒーや各種ソフトドリンク、ポップコーンなどシネコンを思わせるメニューを取りそろえた。今後はタイアップ作品とのコラボメニューも展開予定。
営業時間は11時~19時。