「バーガーキング」、渋谷に復活――渋谷センター街の旧ロッテリア跡に12月18日、「バーガーキング渋谷センター街店」(渋谷区宇田川町、TEL 03-5489-5761)がオープンした。
「とてつもなく大きい」を意味する主力バーガー「ワッパー」(関連画像)
運営は、「ロッテリア」を展開するロッテ(新宿区)と企業経営支援のリヴァンプ(港区南青山2)が2006年に設立したバーガーキング・ジャパン(渋谷区笹塚1)。渋谷店の出店は、昨年6月に日本「再上陸」した1号店「新宿アイランドイッツ店」や秋葉原、大井町、神田など関東10店舗に次ぐ11店舗目。
渋谷センター街では、今年11月末まで営業を続けてきた「ロッテリア渋谷センター街店」が出店する前、同じ場所でJT傘下の日本法人(2001年に撤退)がバーガーキングを出店していた経緯がある。同年、ロッテリアが出店し、7年以上にわたり営業を続けてきた。経営母体は変わりながらも、同じ場所での「復活」が実現した。
店舗面積は、旧店舗と変わらず約62坪。席数は1階、2階を合わせ101席(1階=12席、2階=89席、全席禁煙)。主力メニューは、4オンス(約113グラム)のビーフパティを、直径13センチのバンズではさんだ、「とてつもなく大きい」を意味するバーガー「WHOPPER(ワッパー)」(単品430円)。ワッパーには、トマトやレタスなどをはさみ、好みに合わせてビーフパティや野菜を追加できるのも特徴。セットメニュー「バリューミール」では追加280円~でドリンクと、フレンチフライまたはオニオンリングを添えられる。
スモールサイズの「WHOPPER Jr(ワッパー ジュニア)」(単品310円)のほか、モーニングメニューは、ベーコンやソーセージなどをクロワッサンではさんだ「クロワッサンウィッチ」(単品310円)や単品にハッシュブラウンとドリンクをセットにした「ブレックファーストミール」(プラス200円)を提供。営業時間は8時~24時。
バーガーキングは、1954年に米フロリダ州・マイアミで創業。アメリカ全土に加え、現在アジアやヨーロッパなど世界65カ国に11,100店舗以上を出店する。日本では1993年、西武グループが埼玉県入間市に日本1号店をオープンしたが提携を解消、1996年にJT(港区)傘下で日本法人を設立し国内事業を受け継いだが2001年3月末に日本から完全撤退していた。