写真家・若木信吾さんが総監修を務める雑誌「Youngtree press(ヤングトゥリー・プレス)」の最終号発行を記念した企画展が12月13日より、原宿「TOKYO HIPSTERS CLUB(トーキョーヒップスターズクラブ)」(渋谷区神宮前6、TEL 03-5778-2081)で開催されている。会場は2階フリースペース。
同誌は、広告やファッション誌などで活躍する若木さんが2003年に始動した「ドキュメンタリースタイルマガジン」。年2回の発行で、日常にある「個人的視点」の集まりを、時代や流行に流されない独自の写真や記事として切り取ってきた。
最終号、10号目の特集は「Letter」(今月4日発売、840円)。誌面では、家族や未来に宛てる写真、テキストなどのストーリーを展開する。企画展では、創刊号から最終号までの約5年を振り返り、同誌の全容に迫る。最新号、バックナンバーをはじめ、オリジナルグッズも販売。
同20日(19時~)は、編集者でイベント企画なども手掛ける野村訓市さん(トリップスター代表)と若木さんによるトークイベントも開催する(要予約、先着順)。営業時間は12時~20時。
若木さんは1971年、静岡県生まれ。ニューヨーク州ロチェスター工科大学を卒業後、「The New York Times Magazine」「Newsweek」などの米メディアをはじめ、国内でも雑誌「Switch」「relax」などのカルチャー誌やファッション誌などで活躍。昨年は、自ら監督・脚本を手がけた映画「星影のワルツ」も公開された。