ラフォーレ原宿(渋谷区神宮前1)1階~2階に10月16日、英・人気ブランド「TOPSHOP/TOPMAN(トップショップ/トップマン)」のフルラインをそろえた英国外初の大型店(TEL 03-5414-3090)がオープンした。
スウェーデン発「H&M」の日本上陸で、トレンドを取り入れたデザイン性の高さ、値ごろ感のある価格帯の双方を併せ持った「ファストファッション」ブランド群に注目が集まる中、英人気モデル、ケイト・モスさんとの協業ラインなどでも話題の「ロンドン」ブランドが、日本に本格進出を果たす。
ラフォーレ原宿では、館内の直営セレクトショップから「トップショップ」ブランドの取り扱いを開始し、2006年9月には同館2階に国内初のコンセプトストアをオープン。ロンドンならではのカラフルな色使いやポップなプリントものなど「エッジ」の効いたアイテムがファッション好きの顧客らに受け、ケイト・モスさんとの協業ライン「ケイト・モス トップショップ」の初入荷の際には、開店前に約200人が行列するなど好調が続いていた。
初の大型店は、既存店舗を新たに2フロアへと拡張し、規模を広げた。拡大オープンを皮切りに、ラフォーレ原宿を運営する森ビル流通システム(神宮前1)と独立系投資ファンドJBFパートナーズ(千代田区)が共同出資会社「T’s(ティーズ)」を設立。トップショップブランドを所有する英Arcadia Group Limitedから日本国内での独占販売権を取得し、今後2~3年をめどに、森ビルグループの店舗開発支援も受けながら、都内と国内主要都市に10店舗以上を出店する計画。
既存店から引き続き、コンセプトストアとして機能する原宿店は、1階エントランスに大きなディスプレー空間を設け、メンズ「TOPMAN」フロアではダウンやナイロン製のスポーティーなアウターや、チェック柄のサスペンダーやベルト、カラフルなプリントアンダーウエア、ソックスなどの商品を展開。
2階はフロアをメンズと、レディス「TOPSHOP」の売り場に分け、共にウエア、雑貨を展開。レディスフロアでは2ラック分を使い、ケイト・モス トップショップの新作を投入。ラックにはパーティーシーンにも使えるフリンジワンピースやファートップス、ざっくりとしたニットコートなどの新作がずらりと並ぶ。大幅に売り場を拡大したシューズ区画では、コレクションライン「UNIQUE」のハイヒールサンダルや人気のブーティーなどの豊富な商品を展開。
スパングル付きのカラフルなニットやプリントもののワンピース、スタッズの付いたロックテイストのボトムなどデザインにこだわったテイストも豊富な商品を前に、オープン初日、店内は商品を手にする若い女性客らで終日にぎわった。2階「TOPOMAN」フロアでは、シャツやデニムなどのウエアをはじめ、ネクタイやキャップ、サングラスなどを扱う。
価格は、トップショップ(レディス)が、ビンテージ風レース素材のプロムドレス=13,650円、ブリティッシュチェックのショートスリーブシャツ=7,350円、大きなボンボンの付いたニットキャップ=3,675円ほか、トップマン(メンズ)がPコート=21,000円、チェック柄スニーカー=8,400円ほか。
営業時間は11時~20時。