渋谷が舞台のWiiソフト「428」-東京ゲームショウ2008で公開

「東京ゲームショウ2008」セガブースで「428」体験版をプレーする来場者ら(幕張メッセ)

「東京ゲームショウ2008」セガブースで「428」体験版をプレーする来場者ら(幕張メッセ)

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 実写の渋谷の街を舞台にしたWii用ゲームソフト「428 ~封鎖された渋谷で~」が、10月9日に幕張メッセで始まった「東京ゲームショウ2008」で公開され、注目を集めている。

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 同作は、渋谷の街で起きた誘拐事件の真相を、隠されたヒントをもとに解いていくゲーム。ゲームソフトの開発を手掛けるチュンソフト(新宿区)が開発し、セガ(大田区)が販売する。ジャンルは、物語の途中で画面に出てくる選択肢を選びながらゲームを進めていく「サウンドノベル」。チュンソフトは、サウンドノベルのゲームソフト「弟切草」(1992年)や「かまいたちの夜」(1994年)などを手掛けたことでも知られている。

 ゲームのシナリオは、「講談社ノンフィクション賞」を受賞する小説家の北島行徳さんによるもので、ゲーム音楽は「ALWAYS 三丁目の夕日」「海猿」などの映画音楽でも知られる作曲家・佐藤直紀さんが手掛けた。テレビ番組などでも活躍する歌手の上木彩矢さんの楽曲も収録するほか、上木さん本人のキャラクターも主人公の1人として登場する。

 同作のゲームキャラクターは、刑事、ウイルスの研究者、フリーライターなどのほかに、正体不明のネコの着ぐるみなども用意。プレーヤーは、数人のキャラクターから主人公を選択しゲームを進める。選択肢を誤り、間違ったストーリーで終了すると「BAD END」の文字が表示され、次のステージには進めない。

 東京ゲームショウ2008のセガブースでは、同作の体験版をプレーできるほか、ゲーム体験者を対象に「スペシャル体験版」のソフト(数量限定)も進呈する。今月12日まで。

 発売は12月4日を予定。価格は7,140円。

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