代官山に「こどもビームス」旗艦店-ビームス初のキッズプロジェクト

「こどもビームス」店内の様子。家をイメージしたあたたかみのある店内では、今後イベントなども開催予定

「こどもビームス」店内の様子。家をイメージしたあたたかみのある店内では、今後イベントなども開催予定

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 ビームスは9月19日、代官山にキッズ向け新プロジェクト「こどもビームス」の旗艦店(渋谷区猿楽町、TEL 03-5428-4844)をオープンした。

ファサードには「こどもビームス」のロゴ。店舗外観

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 店は代官山郵便局裏手、2003年に同社が代官山初進出の際に開いた店舗区画の一角に出店。同区画には今春、マタニティー専門の「Merrier BEAMS(メリア ビームス)」と、レディスを中心にした「Ray BEAMS DAIKANYAMA(レイ ビームス代官山)」がオープンしている。

 1棟全体を店舗にした店舗は、ファサードにビームス初の小文字(ローマ字)、ひらがな、カタカナを組み合わせたロゴを掲出。「家」に着想を得た店舗は、2階があるように見えるイミテーションのデザインと、淡い色調の木目と白を基調にした造りが特徴。木製の什器も家をイメージ、トイレには子ども用の便器や洗面台を用意するなど、子どもの来店にも配慮した。店舗面積は約40坪。

 プロジェクトでは、子ども服事業にとどまらず「子どもの感性を豊かにするための提案」(同社)を、玩具やインテリア、イベントなどを通じ展開。製品の安全性を考慮しながら「かわいく楽しく快適な」(同)キッズ商品をセレクト、女性だけでなく男性1人でも入店できる店舗を目指す。

 扱うのは、国内外ブランドの仕入れ品が中心。カジュアルからドレスまでシーンは幅広く、ユニセックスで着られる商品も多くそろえる。プロジェクト別注商品やオーガニックコットンのオリジナルシリーズも展開。薄手のカットソーやアンダーウエア、ロンパースなど色展開も豊富な同シリーズは、パッケージに「こどもビームス」のロゴが入り、ギフトとしても人気に。

 店内では、帽子やシューズ、靴下などの服飾雑貨に加え、店舗設計を担当したデザインチーム「ランドスケーププロダクツ」(中原慎一郎代表)による木製家具や玩具などを販売。ビームスレコードなどと共同企画した、人気アーティストUAさんのCD付き絵本「きのぴぴのき」も好評だという。

 営業時間は11時~20時。

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