ミクシィ(渋谷区神宮前2)は9月25日、SNS「mixi」でユーザー向けに「健全」なSNSの利用を呼びかける啓発コンテンツの掲載を開始した。
会員ユーザー以外も閲覧できる「より健全なSNSを目指して」と題した専用ページを開設。トラブルへの対応策やセキュリティー情報を公開するほか、ネット利用者全般への注意事項を10項目にわたり掲載、「mixiとインターネットを安心して利用できる環境づくりに取り組んでいく」(同社)としている。
主な取り組みでは、24時間365日体制でのパトロールの実施や通報制度、ルール提示などの取り組みを紹介。「インターネットを安心して利用いただくために」として、「個人情報をむやみに書き込まない」「ウイルス駆除ソフトをインストールし、常に最新版に更新する」などの基礎知識や「mixiを利用したあとは必ずログアウトする」などのmixi利用に関する注意事項なども併せて掲載している。
注意事項の中にはmixiをかたる悪質サイトやメールなどのトラブルに関する項目もあり、こうした被害を防ぐ狙いも。会員については年齢制限の「満18歳以上」を改めて強調している。
mixiの会員登録者数は現在約1,500万人(2008年7月13日現在)。同社は今年3月に利用規約を全面刷新した。