青山ブックセンターの運営会社が民事再生法申請-洋販、自己破産申請で

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 日本洋書販売(以下、洋販=港区)は7月31日、東京地裁に自己破産を申請した。帝国データバンクによると、負債額は約65億円。これに伴い、「青山ブックセンター」「流水書房」を運営するグループ会社の洋販ブックサービスも同日、同地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は連帯保証を含め約54億円。

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 青山ブックセンターは2004年7月、第三者からの破産申立により各店が閉店。その後、洋販は民事再生手続きの申立を行ったボードから業務委託を受け、同青山本店(渋谷区神宮前5)と六本木店の営業を同年9月末に再開した。さらに同年12月、洋販への営業譲渡が正式に承認された。譲渡金額は2億5千万円。

 2006年11月には、渋谷センター街の「HMV渋谷」(宇田川町)内に再開後初の新店をオープンしたが、売り上げの伸び悩みから昨年9月に閉店した。

 洋販ブックサービスに出資しているブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は同日、「民事再生手続のプロセスの中で洋販ブックサービスのスポンサーとして支援することを検討する」と表明している。

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