ミクシィ(渋谷区神宮前2)は7月28日、SNS「mixi」内でタレントやアーティストとの交流を促進する「公認アカウント」サービスを開始した。
同アカウントは、mixiがタレントやアーティストに対して「特別」なアカウントを発行する仕組み。ユーザーは、お気に入りのタレント、アーティストのmixi日記を読んだりコメントを付けたりして楽しむことができる。各ユーザーのマイミクシィに著名人を加えることもでき、著名人を「身近」な存在に近付けることで「ファン層の拡大と満足度の向上」(同社)を目指す。
mixiでは同サービス開始にあたり、タレント・アーティストの一覧ページを開設。同ページからユーザーへの誘導を図るほか、公認アカウント限定で、通常アカウントと区別するための「mixi公認」エンブレムを各著名人のページ内に掲示する。
参加する芸能人や著名人らの特別アカウントで、日記、フォトアルバム、動画などの機能を使い、幅広いコミュニケーションを行う。特別アカウントを集めた一覧ページでは、1,500万人を超えるmixiユーザーへの誘導を図る。
マイミクシィ登録人数が1,000人までの通常アカウントに対し、公認アカウントでは登録人数の制限を解除。ユーザーは公認アカウントをマイミクシィ登録することで、日記をはじめとする各種更新情報を確実に入手することができるという。サービス開始当初は、人気シンガー、BONNIE PINKさんが期間限定でアカウントに参加、ロックバンド「GRAPEVINE」など現在10人(組)以上が一覧に名を連ねている。
mixiでは、昨年12月に英ロックバンド「レディオヘッド」のメンバー本人が期間限定でメンバー本人によるアカウントを開設している。