代官山エリアを中心にイベント運営などを手がける代官山ビジネスネットワーク事務局(渋谷区猿楽町)は7月10日、代官山のショップ、飲食店、ギャラリーなどの情報を集めたフリーマガジン「代官山ステキガイド~DAIKANYAMA AREA MAP~」(2008年版)を発行した。
代官山ステキガイドは、昨年7月に創刊した地域年刊誌で、1999年から2003年にかけて発行していたタウン誌「代官山ステキガイドブック」が前身。代官山エリアにある店の情報をQRコード付きで紹介するほか、各店舗の場所を示した代官山のマップページなども掲載する。QRコードから同誌と連動するモバイルにアクセスすると、より詳しい店舗情報が閲覧可能。同事務局が運営する代官山の総合情報サイト「代官山ホームページ」にも同じ情報を掲載する。
最新の2008年版では、211店舗の情報を掲載、渋谷や中目黒など代官山周辺の街を特集する。渋谷エリア特集では、6月に開業した副都心線や岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」設置決定のニュース、東急東横線「渋谷駅~代官山駅」間の地下化事業などに触れ、渋谷駅周辺の今後を展望する。中目黒エリア特集では、再開発が進む「上目黒一丁目地区」や建設中の首都高「大橋ジャンクション」をはじめ、目黒川の桜についても取り上げた。代官山エリアでは、6月に一般公開が始まった重要文化財「旧朝倉家住宅」や、代官山坂でひまわりの種植えや草取りなどを行う「ひまわりプロジェクト」などを紹介する。
A4判(変形)。東横線「渋谷駅」「代官山駅」「中目黒駅」3駅や、誌面で紹介した店の店頭などで配布する。