リアル・フリート(渋谷区神宮前6)が手がけるホテル客室などに向けた家電シリーズ「barouche(バルーシュ)」から6月、ブランド初の商品「コーヒーメーカー」と「ケトル」が登場する。
2006年6月に発表されたbaroucheは、家電ブランド「amadana(アマダナ)」と同様、クリエーティブディレクター鄭秀和さん率いる建築デザイン事務所「インテンショナリーズ」がデザインを担当。19世紀イギリスでの移動手段だった「馬車(barouche)」をブランド名に持ち、ホテルなどの「旅」空間で使われるコンパクトで機能性の高い家電ブランド。
6月に発売するのは、いずれもホテルなどの客室になじむ白色が特徴の「coffee maker(コーヒーメーカー)」(21,000円)と湯沸かし器「kettle(ケトル)」(18,900円)の2商品。カラーに加え、ボディーも立方体や円筒といったシンプルな形状を採用。コーヒーメーカーは、保温効果のあるステンレス製中空マグカップを中央に搭載、容量1.2リットルのケトルはマグカップおよそ1杯分に相当する250ccを約2分で沸かすことができるなど、機能性も重視した。
同シリーズの特徴でもある、取り扱い方法などの機能を表すアイコンは、これまで通りエンボス加工で商品に直接記した。サイズはそれぞれ、コーヒーメーカーが横135×奥行き140×高さ270ミリ、ケトルが横135×奥行き210×高さ270ミリ。今秋には新商品「alarm clock(アラームクロック)」の発売も予定している。
これまでbarouche製品の販路はホテル客室などに限られてきたが、新たに登場する3商品は、直営店ほか公式オンラインストアでも販売する。
今秋発売予定の「アラームクロック」(関連画像)リアル・フリート、ホテル客室など向けに新デザイン家電(シブヤ経済新聞)barouche