5月17日・18日の2日間、道玄坂・文化村通りなどの渋谷エリア一帯で恒例の「渋谷・鹿児島 おはら祭」が開催される。地元・鹿児島では毎年60万人以上の観客が訪れ、南九州最大の祭りとされる「おはら祭」を渋谷の街で再現。11年目を迎える今年は、高さ6メートルの巨大人形「弥五郎どん」が都内初登場、NHK大河ドラマで話題の「篤姫」企画も展開し、イベントを盛り上げる。
「プレおはら」と題した初日は、明治神宮・原宿口広場を中心にプレイベントを開催。例年、鹿児島・曽於市の伝統行事「弥五郎どん祭り」で台車に引かれ街を巡回する巨大人形「弥五郎どん」の「奉納」イベントを行うほか、渋谷C.C.レモンホールでは、若者による踊りイベントや、橋幸夫さんによる前夜祭を開催。
初企画となる「篤姫」コンテストも、初日にC.C.レモンホールで開催。コンテストで選ばれた「平成の篤姫さん」は、翌日行われるパレードで行列に参加する権利を得られる。
本番の「おはら本まつり」(18日)には、事前の審査を勝ち抜いた約2,000人の「踊り手」が参加する。「踊り連」と呼ばれるチームになって披露するのは、鹿児島発祥の民謡「おはら節」や「ハンヤ節」のしらべに合わせて踊る軽快な伝統舞踊。
色とりどりの衣装に身を包んだ踊り手が通りを覆い尽くす踊りパレードでは途中、巨大人形の弥五郎さんも「参加」。人形はパレードの中盤に登場し、道玄坂を下り、SHIBUYA109前に設置されるという。
オープニングセレモニー(18日)は12時50分よりSHIBUYA109前で開催。パレード開催時間は、第1部=13時30分~、第2部=14時20分~、第3部=14時40分~。