渋谷で企画展「西アジア遊牧民の染織」-遊牧民の塩袋など

クルド族の塩袋、イラン西部、1920年頃(丸山コレクション)

クルド族の塩袋、イラン西部、1920年頃(丸山コレクション)

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 たばこと塩の博物館(渋谷区神南1、TEL 03-3476-2041)は3月20日より、企画展「西アジア遊牧民の染織 ~塩袋・生活用袋物とキリム~」を開催している。

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 同展では、イラン・アフガニスタン・パキスタンで遊牧生活を送るバルーチ族やカシュガイ族、クルド族などが製作・使用する毛織物を展示。同館に収蔵する塩を携帯するための塩袋に加え、初公開となるコレクター丸山繁さんの「丸山コレクション」から、遊牧民の毛織物もそろえる。

 百数十年前の毛織物を集めた「丸山コレクション」は、遊牧民の小物袋やテント袋、ラクダの背中に載せる鞍袋など、各部族の伝統的な紋様が織り込まれた作品をセレクト。遊牧民の袋物をはじめ、各部族の代表的なじゅうたんや平織物、食卓布などを加えた約140点を展示する。

 会場は4階特別展示室。開館時間は10時~18時。入場料は、大人=100円、小・中・高校生=50円ほか。5月6日まで。

たばこと塩の博物館

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