東急百貨店本店(渋谷区道玄坂2、TEL 03-3477-3111)は3月18日、地下1階・和洋酒売り場を増床リニューアルオープンする。
リニューアルでは、約2万本の豊富な取り扱いで顧客の支持を得てきたワインコーナーを大幅に改装するとともに、日本酒・焼酎の品ぞろえも強化。売り場面積は12坪増床し、91坪になる。
ワインコーナーは、ワインセラー機能を整備する。売り場出入り口にエアカーテンを設置し、コンピューターによる集中管理で室内温度を管理。ワインセラー内は湿度、温度を最適な状態に保ち、品質管理を強化する。
区画内では、有料テイスティングコーナーも銘柄を拡充。9席を設け、週替わりで常時約20種類のワインをグラスで提供する。テイスティングに合わせ、総菜を乗せたオードブルも提供。ワインは、ピカソなど著名画家らが毎年違うラベルをデザインすることで知られる仏ボルドー「シャトー・ムートン・ロートシルト」のビンテージを1945年(収穫年)から取りそろえ、ビンテージコレクションを拡充する。
日本酒・焼酎は、蔵元や産地にこだわり「個性豊かな味」(同店)を取りそろえる。日本酒は約200種類、焼酎は約100種類。ワインと同様、最適な温度を保つ冷蔵ケースを新設し、売り場では専門アドバイザーが相談を受け付ける。
東急本店地下1階は現在、自主編集の和洋酒売り場のほか、スイーツ、総菜店舗や高級食品スーパー「紀ノ国屋渋谷店」などが出店している。
東急百貨店本店東急百貨店、渋谷本店の冷暖房設備を一新-CO2削減(シブヤ経済新聞)東急百、伊勢丹と業務提携-営業ノウハウ共有・CS強化へ(シブヤ経済新聞)