外苑前駅近くのカフェを活動拠点に、国内外の若手クリエーターらを紹介する独自マガジンの発行やイベント企画などを手がけてきた編集ユニット「SOMEONE’S GARDEN(サムワンズ・ガーデン)」が2月下旬で、本格的な活動開始から1周年を迎える。
雑誌「トキオン」の元シニアエディター西村大助さんらが中心となり立ち上げたサムワンズガーデンは、フリーマガジンの形態をとりながら、これまでにプレ号(0号)を含む5号を発行。さまざまなクリエーター、ブランドなどとコラボレートし、誌面だけにとどまらない活動を展開してきた。
編集部を置くのは、外苑西通り、通称「キラー通り」沿いのカフェ「フラヌール」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3796-8200)。ここでは「オープンな編集部」を掲げ、誌面と連動したアーティストの個展や音楽ライブ、映画鑑賞などのイベントを開催。今年に入ってからは、東京都のアート支援プログラム「トーキョーワンダーサイト(TWS)」と協力し、国内外アーティストが公開トークなどを繰り広げるギャザリングイベントの企画も担当している。
3月1日には、カフェ・フラヌールを会場に、1周年と最新号「issue.5」の発行を記念したリリースパーティーを開催する。1周年記念号は、全ページポスター仕様の特大版。誌面はNIKEとコラボレートしたフィルムプロジェクト「pulse of life」のインタビューや、同プロジェクトにも参加した元ブラック・ダイス、ライトニング・ボルトのヒシャム・アキラ・バルーチャさんのアートワークポスターなどで構成。
当日は、音楽ユニット「spoonica」、「ranacos」がライブを行うほか、同カフェで作品を披露する若手ファッションクリエーター、廣田理恵さんの個展オープニングレセプションも開催する。開場は19時30分。料金は1,500円(ワンドリンク付き)。
SOMEONE’S GARDEN外苑前のカフェでフランス映画の上映イベント(シブヤ経済新聞)ワンダーサイト、「ギャザリングイベント」本格始動へ(シブヤ経済新聞)