オール1コイン、三軒茶屋の人気ピッツァ・バーが恵比寿に2号店

店内の様子。カウンター内には独自で開発したピザ焼き窯も

店内の様子。カウンター内には独自で開発したピザ焼き窯も

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 オール1コイン(500円)の本格窯(かま)焼きピザで知られる三軒茶屋の人気スタンディングバール「VOCO(凹)」が1月10日、恵比寿に2号店(渋谷区恵比寿1、TEL 03-5447-5787)を出店した。

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 運営するTOP VLAZZ(渋谷区恵比寿1)は、昨年本格始動したケータリングの出張「窯焼きピザ」サービスをはじめ、ピザ窯開発・販売なども手がける新進企業。附田国造社長は「ピザに携わって11年」(同社長)。原価が安く上がるピザを「おいしく安く」提供するため、窯をはじめ生地、ソースまですべて独自ブランドを採用している。

 三軒茶屋「VOCO(凹)」は2006年2月に開業。店内にはDJブースが置かれ、祝日も深夜まで営業。「ピークタイムは23時前後。終電などを気にせず仕事後も気軽に立ち寄れる地元客の『社交場』になっている」(同前)という。恵比寿2号店でも同様の客層を狙い、飲食店が集積する西口エリアではなく、東口エリアにこだわった。

 場所は、通称「タコ公園」としても知られる恵比寿東公園向かい。もとは倉庫だった場所を改装し、約13坪、カウンター席のみの店舗とした。店の設計・デザインやサービスは1号店とほぼ同じ。メニューも、1コインのピザ、ワインと主力、サイドメニューともにほぼ同様のものがそろう。

 ピザは、定番の「マルゲリータ」などをはじめ、お好みソース、焼きそば、シーフードなどを入れた独自の「下町スペシャル」、ホットケーキ風「ホットット メープル&バニラ」などのユニークなメニューも。スペシャルピザはメープルシロップをかけて食べる「ゴルゴンゾーラ」「生ハムと半熟卵のピッツァ」を用意した。常時21種類以上をそろえるピザはいずれも、新開発した窯を使い、その場で500度以上の高温で焼き上げる。

 ワインはメニューにあるもので50種類以上。メニューにないものも合わせると100種類を超えるという。グラスはオール500円で、ボトルワインは2千円台~3千円台が中心。客単価2,400円を見込む。

 ランチ営業を行わない平日は、店舗がケータリングサービスの仕込み拠点になることも。出張サービスでは「渋谷区、港区からの依頼が8割」(同社長)になるといい、今後ケータリング事業の業績も伸ばしていきたい考え。

 営業時間は18時~翌3時(日曜・祝日は13時~)。

TOP VLAZZ出張「窯焼きピザ」サービス、パーティー需要見込み本格化(シブヤ経済新聞)

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