東横線・渋谷駅のホームに12月24日から掲出されている国民的辞書「広辞苑」の広告が話題を呼んでいる。
ホーム壁面に並ぶのは、広辞苑・第5版に掲載された全23万語もの言葉とその意味が全面にコピーされた18枚のポスター。来年1月に約10年ぶりの新版を発売する岩波書店(千代田区)が企画した。
ポスターは、第5版の入稿作業の工程が旧式だったことからデータを使えず、実際に全3,010ページを1枚1枚スキャンしたという気合いの入れよう。実寸の半分以下に縮尺された言葉は細かい模様のようにも見え、立ち止まりのぞき込む通行客も多い。
新たに1万語の新語を収録するかたちで1月11日に発売される第6版は、第5版収録の全23万項目を「徹底的に再検討した」といい、同社では新生・広辞苑を通行客らにアピールする狙い。
ポスターは新宿駅の地下通路にも掲出中。1月6日まで。
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