サザビーリーグ(渋谷区千駄ヶ谷2)は12月25日、台湾の統一超商股扮有限公司(本社=台北市、以下「統一超商」)と合弁事業を立ち上げ、同社の基幹ブランド「Afternoon Tea(アフタヌーンティー)」の中国、台湾での本格的な事業展開に乗り出すと発表した。
同社は今年8月、統一超商とのライセンス契約で上海に飲食事業(ティールーム)1号店を出店。今後、中国と台湾でアフタヌーンティー業態の多店舗化を進める方針で合弁事業の開始を決めた。
中国と台湾にそれぞれ合弁会社を設立する。出資比率はサザビーリーグが49%、統一超商が51%となる予定で、設立の日程は今後明らかにする。各合弁会社はサザビーリーグの持分適用会社になる予定。
アフタヌーンティーは1981年9月、生活雑貨とティールームを複合したオリジナルブランドとして渋谷パルコ1号店を開業。現在は国内でリビング業態84店舗、飲食業態88店舗を展開しており、今年8月には創立25周年を機にブランドメッセージとロゴを刷新した。(本文中「統一超商股扮有限公司」の「扮」は「にんべん+分」)