ジブリ美術館ライブラリー最新作「雪の女王」公開記念イベント

映画「雪の女王<新訳版>」の公開記念トークイベントに参加した手嶌葵(写真左)と谷山浩子さん(右)

映画「雪の女王<新訳版>」の公開記念トークイベントに参加した手嶌葵(写真左)と谷山浩子さん(右)

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 渋谷・道玄坂のミニシアター「シネマ・アンジェリカ」(渋谷区道玄坂1、TEL 03-5459-0581)で11月28日、来月中旬から公開される三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー最新作「雪の女王 <新訳版>」の先行試写会が開かれ、上映後シンガーソングライターの谷山浩子さんと歌手の手嶌葵さんがトーク&ライブイベントを行った。

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 1957年にロシアで製作された同作は、数々のアニメヒット作を持つ宮崎駿監督にとっても思い入れのある作品。アンデルセンの原作をもとに作られた原作の誕生50周年を記念して、このほど日本語字幕を一新。若き日の宮崎監督を虜にしたオリジナル音源と楽曲を再現し、新訳版としてよみがえらせた。

 作品は、三鷹市のアニメーション美術館「三鷹の森ジブリ美術館」が今年1月に正式発足したライブラリー事業の最新作として封切られ、同事業の「専用劇場」であるシネマ・アンジェリカをはじめ、全国で公開。同時上映作品として、アンデルセン原作のロシアアニメーション「鉛の兵隊」も日本初公開する。

 28日に行われた試写会には、大のアンデルセン作品好きで1998年には「雪の女王」をモチーフにしたコンセプトアルバム「カイの迷宮」を発表した谷山浩子さんと、同アルバムの中の1曲「岸を離れる日」をカバーした歌手の手嶌葵さんが登場。

 谷山さんは、ゆかりのある作品について「子どものころから大好きな作品。宮崎監督作品のヒロインにも通じるところがある」と語り、自身の楽曲については「(カバーした手嶌)葵ちゃんのバージョンの方がいいと言われる」と完成度の高さを絶賛。会場で歌声を披露した手嶌さんは「小さいころは(作中)の女王の絵が怖くて詳しく読んでいなかった」としながらも、「今回初めて映画を見てとても美しい物語だと思った」と感想をもらした。

 「雪の女王 <新訳版>」は12月15日より、シネマ・アンジェリカほか全国で順次ロードショー公開。

映画「雪の女王<新訳版>」(公式サイト)シネマ・アンジェリカスタジオジブリ、海外アニメ配給に参入-渋谷に専用劇場(シブヤ経済新聞)

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