ミクシィ(渋谷区神宮前2)は11月21日、SNS「mixi」で動画投稿サービス「ミクシィ動画」を活用したプロモーション広告を開始した。広告主の「課題」に沿いユーザー自らが撮影した動画を投稿することで、コミュニティー内での口コミ効果を狙う。
第1弾では、来年3月公開予定の映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(配給=ギャガ・コミュニケーションズ)の特設ページを開設し、動画投稿を通じてユーザーが映画の吹き込みに挑戦できる試みを展開。優秀作品の投稿者は、映画の吹き替えに参加できるほか、日本語吹き替え版のエンドロールにも名前が載るという。
ミクシィ動画は今年7月にサービスを正式公開し、サービス開始後約1カ月で投稿数が100万件を超えるなどmixi内でも人気のサービスとなっている。ミクシィは今月12日、広告主にmixiのAPIを公開しており、今後は動画投稿などの各種機能とも連動し、幅広いケースの販促ツールを展開していく構え。