自転に合わせ小さな地球が回る時計「地球時計」の6年以上ぶりとなる新バージョン「wn-2」が11月16日より、原宿で先行展示される。
非営利プロジェクト「Think the Earthプロジェクト」が2001に発表した「地球時計」は、「宇宙からの視点を、すべての人へ」をコンセプトに、半円形のドームの中で小さな地球がゆっくりと回るユニークな時計。自転と同じ方向(反時計回り)に回転し、実際と同じ24時間で1周。地球針の直径は実寸の5.8億分の1で、腕に装着し手を伸ばした距離が月面からの眺めと同じになるなど、細部にまでこだわっている。
新バージョン「wn-2」は、初代「wn-1」のコンセプトを継承しながら、デザインとバリエーションを一新。時計の見方はこれまで通りと同じ。地球の自転とともに時針の役割をする「ポジションインジケーター」と、時計回りに60分で1周する「分針」を合わせて時刻を知ることができるが、今回はベゼルの時刻を読みやすくしたほか、ベルトも合成繊維から牛革にするなど全体的に改良を加えた。
従来のブルーバージョンに加え、新色「シルバー」も登場。両カラーとも、地球のコアモジュール(1点)とベゼル(2種類)、腕時計用のベルト付きベースホルダー、置き時計用のディスプレーパッケージ(各1点)がセットとなる。ブルー、シルバーともに価格は54,600円。12月10日に発売予定。
原宿のデザイン雑貨セレクトショップ「AssistOn(アシストオン)」(渋谷区神宮前3、TEL 03-5772-5172)では発売に先がけて、11月16日より新モデルを先行展示。店頭では予約販売も受け付ける。展示は同29日まで。