赤かぶとをかぶった猫キャラクター「ひこにゃん」などの作品で知られる人気イラストレーター、もへろんさんの個展が11月9日より、渋谷・ロゴスギャラリー(渋谷パルコ・パート1地下1階、TEL 03-3496-1287)で開催される。
2007年で築城400年を迎える滋賀県「彦根城」の記念イベント「国宝・彦根城築城400年祭」のマスコットキャラクターとして登場した「ひこにゃん」は、彦根藩2代目藩主・井伊直孝を落雷から救ったとされる「伝説の猫」という肩書きを持ちながらも、愛らしい表情と「ゆるキャラ」で一躍人気者に。誕生秘話を描いた絵本「ひこねのよいにゃんこのおはなし」(サンライズ出版)も話題を集め、このほど第2弾「よいにゃんことどろちゃんのおはなし」(同)が発売される。
ロゴスギャラリーでは、ひこにゃんの生みの親で、22歳の若さながら京都タワー40周年記念キャラクター「たわわちゃん」など数々のキャラクターを発表してきた大阪出身のイラストレーター、もへろんさんに焦点を当て、企画展「-もへろんの世界-ひこねのよいにゃんこ展」を開催する。会期中は、もへろんさんがこれまでに手がけたキャラクター作品を一堂に展示するほか、第2弾絵本の先行販売も行う。
展示するのは、「よいにゃんことおとのさま」のスケッチ画や新作キャラクターの紹介パネル、過去の作品など。物販ではミニ絵本とフィンガーパペット(セット)やぬいぐるみ、ピンバッジなど「よいにゃんこ」の新作グッズも販売。先行販売する第2弾絵本「よいにゃんことどろちゃんのおはなし」(1,000円)は、先着200冊がもへろんさんの直筆サイン入りとなるほか、第1弾絵本も、同じく先着100冊をサイン入りで販売する。
入場無料。11月20日まで。