渋谷パルコに新情報拠点-こけら落としは「デビルロボッツ」展

27日にオープンする「パルコファクトリー」(会場イメージ)

27日にオープンする「パルコファクトリー」(会場イメージ)

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 渋谷パルコ(渋谷区宇田川町)が新たに開業する情報発信拠点「パルコファクトリー」(同パート1・6階、TEL 03-3477-5873)のこけら落としとなる企画展「10th anniversary exhibition“THE DEVILROBOTS”」が10月27日より同会場で開催される。

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 パルコファクトリーは、今月中旬に閉館したミュージアム施設「パルコミュージアム」(同パート3・7階)の流れを受け継ぐ新拠点。渋谷パルコの出店テナントと連動したファッション企画など「あらゆる企画にフレキシブルに対応」(パルコ宣伝局)し、パート1・地下1階のロゴスギャラリーとも連動しながら、展示だけでなく「現場感」を伝える情報発信拠点を目指す。

 同27日から始まるオープニング展は、「トーフ親子」などのオリジナルキャラクターで知られるクリエーティブチーム「DEVILROBOTS(デビルロボッツ)」の設立10周年記念企画。会場では会期を前後期に分け、同チームによるアートワークを2部にわたり紹介する。

 1stステージは11月7日まで。デビルロボッツがこれまでに制作してきた300体に及ぶキャラクターを「解体」し独自にプレゼンテーションするほか、大半が未完成となる新キャラクターを巨大キャンバスで発表。キャンバスには期間中にライブペインティングも行う予定。来場者が会場に用意された100個の特製キャラスタンプを壁面に押したり、携帯電話でキャラクターを作ったりできる参加型企画も用意する。企画はほかに、独自音楽レーベルによる音と映像の体感ルームや原点から最新活動の紹介企画など。

 同9日から開催する2ndステージでは、アイコンキャラクター「トーフ親子」を「アートなレシピ」として紹介する。トーフ親子をモノクロでクールに見せるアート企画や、デビルロボッツと親交の深いNYやロンドンなどの海外クリエーターがトーフ親子を題材に制作したコラボレート作品などが楽しめる。「トーフキューブ インスタレーション」は、トーフ型キューブや巨大フィギュアを使った展示。携帯電話を使った企画や音と映像の体感ルームなどは1stステージに引き続き展開する。

 会期中、デビルロボッツのデザイナー、キタイシンイチロウさんが挑む耐久ライブペインティングや覆面ユニット「75PERCENT IDIOTS」のライブ、デビルロボッツのメンバーとともにホワイトトーフキューブリックをカスタムペイントするワークショップなどの企画も開催。グッズは10周年記念限定商品やトーフ親子オリジナル商品などを会場内で販売する。

 入場料は300円(ノベルティー特典付き)。11月18日まで。

パルコファクトリーDEVILROBOTS

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