アジア短編映画の秀作を一挙上映-東京国際映画祭と提携

グランプリ、優秀賞/東京都知事賞(アジアインターナショナル部門)
「Printed Rainbow」(Gitanjali Rao監督)©Committee for Short Shorts

グランプリ、優秀賞/東京都知事賞(アジアインターナショナル部門) 「Printed Rainbow」(Gitanjali Rao監督)©Committee for Short Shorts

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 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)1階ホールでは10月25日より、東京国際映画祭の関連企画として6月に行われた短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2007」の受賞作品を再上映する。

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 SSFF&ASIAは、世界各国の短編映画を紹介する国際映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル(SSFF)」のアジア部門として、今年は2千本を超える応募作品の中から選ばれた約90本を上映。次年度米国アカデミー賞短編部門のノミネート権利を得るグランプリ作品は今年、インドのアニメーション「Printed Rainbow(虹絵)」(Gitanjali Rao監督)が受賞。優秀賞などを受賞した各作品にも、見ごたえ十分の秀作がそろった。

 25日からの再上映企画では、これらの受賞作品を含む全12作品をラインアップ。特別上映作品として、SSFF & ASIA 2006スーパードライアワード・スカラシップ作品として製作された栗山千明さん、ミッキー・カーチスさん出演の「天狗外伝」(大根田英俊監督)、中尾浩之監督の最新作でダチョウ倶楽部の上島竜兵さんらが出演する「Line」も上映する。

 上映作品はほかに、ジャパン部門受賞の「扇風機の気持ち」(山口智監督)、インターナショナル部門受賞の「パパ」(Bawke監督、ノルウェー)、米女優ジェニファー・アニストンさんの初共同監督作品「Room 10(10号室)」など。同28日には、SSFF2004の上映作品で脚光を浴び、昨年制作した「ドロン」が釜山アジア短編映画祭などでグランプリを受賞した気鋭監督、平林勇監督による映像作家志望者に向けたワークショップも開催する(参加無料)。

 1プログラムにつき6作品を上映し、各プログラム(A、B)は1日に2回ずつ上映。鑑賞料は前売り=1,300円、当日=1,500円。上映は27日まで。

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