サントリーがセカンドライフ進出-CA子会社が参入支援

セカンドライフ内「SUNTORY ISLAND『サンクチュアリ』」。島内の自販機では仮想通貨でドリンクも購入できる

セカンドライフ内「SUNTORY ISLAND『サンクチュアリ』」。島内の自販機では仮想通貨でドリンクも購入できる

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 サイバーエージェントの子会社でゲーム内広告代理事業を手がけるアドプレイン(渋谷区道玄坂1)は9月20日、3D仮想世界「セカンドライフ」(SL)への進出支援事業としてSL内にサントリーの情報発信拠点「SUNTORY ISLAND『Sanctuary(サンクチュアリ)』」(以下サンクチュアリ)を開設した。

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 アドプレインは主に、マーケティングやコンテンツ制作を担当。今後もイベントなどの新企画を打ち出し、SL内でのブランド確立をサポートする。同社はこれまでにも、旅行会社大手エイチ・アイ・エスや人材派遣業のインテリジェンスなどのSL進出支援を手がけてきた。

 サントリー「サンクチュアリ」は、日本人専用居住区「MagSL(マグスル) Tokyo」内に開いた。水や緑あふれる「島」をコンセプトに、島内では清涼飲料やアルコールを仮想通貨で販売。ユーザーにコミュニケーションの場を提供するという。「SUNTORY」の「S」~「Y」の文字を島内に隠す宝探しゲームや自動販売機での数量限定キャンペーンも展開し、来客を促す。販売機で扱うのは、「ボス」シリーズや「ペプシネックス」「ザ・プレミアム・モルツ」など。

 サントリーでは、SLを「新しいコミュニケーションメディアの一つ」とし、新たなマーケティング活動のノウハウにつなげる考え。年間ベースで6万人の来場者数を見込む。

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