プロダクトデザイナー深澤直人さんがデザインする家電・雑貨ブランド「±0(プラスマイナスゼロ)」(本社=港区南青山5)の人気商品、スチームファン式の「Humidifier(加湿器)」に9月下旬、新色が加わる。
2004年4月に発売されて以来、同ブランドのシグネチャーアイテムとして人気が定着した同製品は、今年に入りニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクション(永久保存作品)に選定されたことでも有名に。2度のバージョンアップを経て、現在は「バージョン3」が店頭に並ぶ。
9月下旬より新色として加わるのは、ディープグリーン、オレンジ、ブルーの3色(ブルーは限定色)。シンプルな円盤形のデザインや機能などの仕様はそのままに、淡いパステルカラーやブラウンなどの定番色とは異なるイメージに仕上がった。加湿器シリーズは塗装作業にもこだわりがあり、下地用の塗装や磨き作業などを1品1品職人が手がけているという。
サイズは高さ155.5×横305×幅305ミリ。1回の給水で約18時間連続加湿が可能。新色は8月下旬より直営店「±0青山本店」(港区北青山3、03-5778-5380)と公式オンラインストアで先行販売し、9月下旬より全国のインテリア・雑貨店などで販売を始める。
±0は同時に、定番商品「電子計算機M」(4,200円)、「コードレス電話機」(15,750円)からも、それぞれ秋の新色を発表している。