和歌山県・高野山の魅力を伝えるため「精進ランチ」や写経サービスなどを提供する期間限定のカフェ「高野山カフェ」(事務局=TEL 03-5434-8774)が9月11日、青山・こどもの城近くにオープンした。
カフェ「Hy’s(ハイズ)」(渋谷区神宮前5)の併設スペースを活用し、僧侶の指導による写経や瞑想、法話などの体験プログラムを実施するほか、カフェでは高野豆腐などの健康食材を使ったオリジナルランチを提供。首都圏の若者や女性客を呼び込む狙い。
南海電気鉄道と高野山真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県)が共同で開いた。オープン前日の内覧会には南海電鉄関係者のほか、同寺・宗務総長公室の薮邦彦課長や高野山東京別院の僧侶らが参加し、集まった50人以上の報道陣に向けてカフェの無事を祈願する「開眼作法」の儀式や写経体験などを披露した。
この日はカフェの目玉の一つ「高野山精進ランチ」(1,155円)や限定スイーツもひと足早くお目見え。高野豆腐や豆乳西京みそのグラタン、玄米などでイタリアンテイストに仕上げたランチと、高野山産のごま豆腐を使った「高野山ごま豆腐スイーツ マンゴーピューレ添え」(525円、1日限定20食)などのメニューも好評だった。
会期中、写経体験などの指導は高野山東京別院の僧侶が行う。体験プログラムの実施時間は平日=16時~19時、土曜・日曜=14時~17時(体験料はすべて無料)。営業時間は12時~19時。同16日まで。