写美で鈴木理策さんの個展「熊野、雪、桜」-初公開作品も

鈴木理策「White」(2007年)©Suzuki Risaku Collection of Artist

鈴木理策「White」(2007年)©Suzuki Risaku Collection of Artist

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 東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内、TEL 03-3280-0099)は9月1日より、写真家・鈴木理策さんの個展「熊野、雪、桜」を開催している。

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 鈴木さんは1963年和歌山県生まれ。自らの故郷で、聖地「熊野」周辺の景観を捉えた作品が評価され、2000年に木村伊兵衛賞、2006年には和歌山文化表彰・文化奨励賞も受賞した。近年ではニューヨークでの個展開催など世界にも活動の場を広げている。

 ライフワークとして撮り続ける故郷・熊野の作品群は、普遍的な自然の風景を捉えながらも凛として力強い。同展では現在も撮り続ける熊野「海と山のあいだ」シリーズや代表作「桜」の新作に加え、「雪」を被写体にした新作「White」も初公開している。作品数は49点。

 会期中、9月15日と10月6日には鈴木さんと写真評論家らによる講演イベントを開催。定員は各回50人で参加料は1,000円(事前申し込み制)。9月29日、10月13日、10月20日にも、それぞれ「熊野」「桜」「雪」をテーマにした座談会を開催する。

 会場は2階展示室。料金は一般=700円、学生=600円ほか。10月21日まで(月曜休館)。

東京都写真美術館

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