東急百貨店東横店(渋谷区渋谷2、TEL 03-3477-3111)は9月6日、東館4階婦人靴売り場を7年ぶりにリニューアルオープンする。
リニューアルでは、先行改装した下層部の化粧品・アクセサリー売り場との「連動」を意識し、30代前後のキャリア層に向けたMDを強化。各区画の再編集を行い、キャリアゾーンには自主編集要素を加えたコーナーも新設。内装は、白を基調に照度を高め「明るさ」を強調するという。
ブランド別の展開が主な売り場には、自主編集色の強い「シューズセレクトコーナー」を開設。ブランドライセンス商品などのブリッジラインを中心に、インポートも扱う。ミセスゾーンは、ブランドの再編を行いデザイン性と機能面を考慮した「若々しい」アイテムを投入。
改装にあたり、「エレガンス卑弥呼」「チアキ カタギリ」など5つのデザイナーズブランドを集積したセレクトショップ「アンシュシュールミニオーン」が新規出店。既存店舗の「モード・エ・ジャコモ」も全面リニューアルする。サービス面では電子(IC)タグシステムを新たに導入。顧客自ら在庫状況を確認できるようになり、在庫管理の合理化を図るという。
東急東横店では今秋、西館7階キッチン・テーブルウエア売り場の大規模改装にも着手しており、8月30日には西館6階婦人服売り場にも自主編集ショップ「ローブ・ド・ノーブル」を新設。コアターゲットの異なる各フロアでMDを強化している。