恵比寿三越(渋谷区恵比寿4)は9月1日、同館1階リビング雑貨売り場をリニューアルオープンする。自主編集ショップを新設するほか、新規6店舗をオープンし「ライフスタイル提案型」のフロアを目指す。
リニューアルコンセプトは「ブライトメッセージ」。「上質」な暮らしを提案する商品を集積し、顧客ターゲットの30代女性の取り込みを強化する。自主編集売り場「クロスイー」では「暮らしの中に見つけるアート」をテーマに80人以上のクリエーターによるインテリア・雑貨を展開。店内のギャラリー空間では定期的に企画展も開催する。
ファッションはレディス3店舗が新規オープン。「アシェエレブ」は、オリジナルをはじめ各国から「完成度の高い」商品を仕入れるセレクトショップ。ニューヨークコレクションにも参加する「ナネット レポー」、英女性デザイナーが手がける「マーガレット・ハウエル」はともに、国内での安定した人気の定番ブランド。
フラワー・グリーンショップ「花や STING」では「花のある生活」を提案。キッチン用具専門の「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」ではインポートのキッチンウエア・雑貨をはじめ、店舗限定のオリジナル商品も扱う。「セモア」はフランスの香水やアクセサリーを扱うショップ。
1階リビング雑貨のほかに新たにオープンするのは、日本画などのアートと家電メーカー「アマダナ」とのコラボレートショップ「アーティフェックスギャラリー」(2階)や日本初上陸の伊レディスブランド「マンダリナ ダッグ」旗艦1号店(地下1階)、機能的なバッグや革小物を扱う「ファーラウトビヨンド」(1階、百貨店初)、伊ジュエリーショップ「エスタジ」(地下1階)など。
リニューアルオープンを記念し、1階アトリウムや新規オープン各店では記念イベントも開催。営業時間は11時~20時。恵比寿三越は1994年10月に開業。2001年には2階リニューアルでビューティー区画を新設、翌2002年には地下2階食品フロアのリニューアル、グラススクエアの増床をそれぞれ行っている。