象印、「マイボトル」デザイン公募展-歴代ボトル展示も

最優秀作品の「carafe bottle」イメージ。ステンレスの蓋部分は取り外すとマグカップに

最優秀作品の「carafe bottle」イメージ。ステンレスの蓋部分は取り外すとマグカップに

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 象印マホービン(本社=大阪市、以下象印)は8月6日より、外苑前のギャラリー「スペース・インタート」(港区北青山2、TEL 03-3475-8606)でステンレスボトル・デザインコンテストの入賞作品を展示する。会期中は、併設カフェ「リエッタ・ネロ」(TEL 03-3401-6621)に「給茶スポット」も開設し、マイボトルの携帯を訴求する。

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 コンテストは「あったらいいなこんなボトル」をテーマに、近年環境意識の高まりからも注目を集める「マイボトル」のデザインを公募したもの。色や柄に加え、ボトルの形状も発案できる斬新なルールで、全国からユニークなデザイン画が寄せられた。

 最優秀作品に輝いたのは、安達穣さん(京都市)がデザインした「carafe bottle」。ステンレス素材を生かしたシンプルな形状で、蓋(ふた)部分は取り外すとそのままマグカップになる。マイボトルのライフスタイル提案に見合った「図書館を書斎に、屋上をバルコニーに」というコンセプトも受賞の要因となった。

 形状デザイン部門では、ボトルの上下に取り外しできるカップが付く「pair cafe bottle」(岐阜県本巣市・和性岳志さん)、丸みのあるカーブが美しい和風ボトル(島県会津若松市・彌勒典男さん)などが入賞。柄・デザイン部門も、動物や風景、食べ物などを描いた個性豊かな作品が集まった。

 会場では、各ボトルのデザイン画、モックアップ(実物大模型)をはじめ、象印の歴代ボトルも展示する。来場者にはオリジナルステッカーを進呈。入場無料。8月19日まで。

 カフェ「リエッタ・ネロ」では約1カ月にわたりマイボトルキャンペーンを実施。カフェに水筒(象印以外のものでも可)を持ち込むと、コーヒーや紅茶をその場でボトルに入れて持ち帰ることができる。価格は、コーヒー(アイス、ホット)=500円~1,200円、アイスティー(ピーチ、アールグレイ)=300円~700円。

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