東急百貨店東横店(渋谷区渋谷2、TEL 03-3477-3111)は8月23日、西館7階キッチン・テーブルウエア売り場をリニューアルオープンする。
同売り場では、テーブルコーディネートなどに対する関心の高まりや輸入家電の人気などで、過去数年間売り上げが堅調に推移。リニューアルで売り場を再編集しMDを強化、デモンストレーション販売専用スペースなども新設する。
国内メーカーを含む各国の調理器具を扱う「インターナショナルクッキング」売り場では、ホーロー鍋で知られる仏「ル・クルーゼ」や米「ビタクラフト」、伊「アレッシィ」などの商品を集積。これまでも需要が高かったフライパンは、同店限定商品を中心に品ぞろえを従来の1.5倍に拡充する。
「グローバルカフェ」は、輸入調理家電専用フロア。エスプレッソマシンで有名な伊「デロンギ」は、テースティング用のカフェスペースを併設した百貨店初の単独コーナー(約2坪)を開くほか、フードプロセッサーで知られる「クイジナート」「バーミックス」の商品も展開。新設の「クッキングスタジオ」ではこれらの調理器具のデモ販売を週替わりで実施。イタリア料理研究家を招いた実演も行うという。
専用フロアはほかに、「グッドデザイン」をテーマにショッピングバッグやごみ箱、掃除機などの日用雑貨をそろえた「グッドデザインハウスキーピング」フロアや、国内外の食器を集めた「テーブルウエア」売り場など。テーブルウエアは、有田焼など和陶磁器の品ぞろえを強化し、スプーン、フォークなどのシルバー類を従来の2倍に拡充。北欧発の洋食器も再編集する。
「ミニリフォームコーナー」では、作り付けコンロやシステムキッチンを展示し、キッチンのリフォーム相談を受け付ける。