渋谷公園通りでは7月初旬より、歩道沿いに色とりどりのハイビスカス・プランターが並べられ、夏の季節に「華」を添えている。
プランターを設置したのは、渋谷公園通商店街振興組合のメンバーをはじめとするボランティアやNPO団体のスタッフ。同組合では、駐輪軽減などを目的に歩道のプランターに季節の花を植える「花いっぱい計画」を昨年5月から推進。7月に入り、アジサイの花をハイビスカスへと一新した。
渋谷パルコ周辺から丸井前のスクランブル交差点にかけて並ぶプランターは現在約160基。木製のたる型プランターには今回、ハイビスカス専門業者として知られる愛知の園芸農場から仕入れたハイビスカス8種を植えた。赤や黄色、白、ピンクなどのカラフルな配色も夏らしさを演出している。
同組合スタッフによると、昨年からの取り組みでこれまで問題となっていた公園通りのバイク駐輪はほとんどなくなったという。周辺店舗からは「景観が良くなった」との声も聞かれ、今後もボランティアやNPOスタッフらを通じて活動を続けていく方針。ハイビスカス・プランターの設置は9月中旬まで。