アパレル大手のルック(目黒区)は7月28日、原宿に米人気ブランド「MARC JACOBS(マーク ジェイコブス)」のセカンドライン「MARC BY MARC JACOBS (マーク by マーク ジェイコブス)」の旗艦店を開設する。
「マーク ジェイコブス」は1994年ニューヨークコレクションに初参加。人気が定着してきた2000年、セカンドラインを発表した。デザイナーのマーク・ジェイコブスさんは自身のブランドを手がけるかたわら、1998-99年秋冬シーズンから仏高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のプレタ・ポルテデザインも担当。女性らしくカジュアルにも着こなせるデザインを得意とし、若い世代にも人気を集めている。
日本では1995年にルック(旧レナウンルック)と契約し、2000年には「マーク ジェイコブス」都内初の路面店を南青山に開設。これまで百貨店を中心に展開してきたセカンドラインで単独の路面店を開くのは今回が初。旗艦店は「MARC BY MARC JACOBS 原宿店」(渋谷区神宮前4、TEL 03-5772-5561)。裏原宿の遊歩道沿いに建つ商業ビル「エスポワール表参道アネックス2」の旧リーボックストア跡に開く。
フロア面積は約138坪。「巨大LEDスクリーン」のファサードが特徴で、店内は青や透明のガラス、アルミ製の什器などを用い「ポップな印象」になるという。設計は世界の「マーク ジェイコブス」ブティックや青山店のデザインを手がけた建築家、ステファン・ジャクリッチさんが担当した。
取り扱いラインは、「マーク by マーク ジェイコブス」のレディスとメンズ。レディスはアパレル、シューズ、バッグ、革小物を展開、メンズはアパレルとバッグを取り扱う。店ではキッズラインの「Little Marc」も展開するほか、パフュームやサングラス、時計などの雑貨類や米国限定アイテムも並ぶという。