世界的な「バーレスク・ダンサー」で米セレブとしても知られるディータ・ヴォン・ティースさんが6月19日夜、青山「スパイラル」(港区南青山5、TEL 03-3498-1171)で来日イベントを行い、俳優の竹中直人さんらとともに同20日から開催される自身の写真展をPRした。
「バーレスク・ダンス」はストリップを取り入れた米国の伝統的なエンターテインメントショーで、巨大なシャンパングラスなどをモチーフにした独特の「容器」の上で行うティースさんのパフォーマンスは、著名ファッションブランドのパーティーなどでも度々披露されてきた。コルセットで締め上げたボディーコンシャスなスタイルや、白い肌に深紅の口紅を欠かさないメークなど、独自のスタイルは日本の女性にも人気を集めている。
今回写真展を主催する女性下着通販大手のピーチ・ジョン(渋谷区神宮前6)は、新シーズンのブランド広告モデルにティースさんを起用。写真展では「Very Lingerie Week -ディータ・ヴォン・ティース写真展-」と題し、著名写真家らが過去に発表したティースさんの写真を一堂に集め、約50作品を展示する。
19日、会場のスパイラルガーデンで行われた来日会見では、日本からもさまざまな著名人が登場。1番手として登場した「(ティースさんの)かねてからの大ファン」という竹中直人さんはティースさんと2人で会場を見学後、一眼レフカメラを手にティースさんを「生撮影」。本人を前に「あまりにも美しすぎて汗が止まらない」と終始照れた様子で、ティースさんから「才能があっておしゃれ。素敵です」と声をかけられると「困っちゃうな」と恥ずかしがる場面も。
続いて登場した叶姉妹は両人とも胸の大きく開いた真っ赤な衣装でドレスアップ。「女性としての『存在感』にとても共感を覚えます」(恭子さん)とコメントし、ティースさんとの初対面に感激した様子だった。会見にはほかに、ピーチ・ジョンの次号表紙モデルを務める吉川ひなのさんも姿を見せた。
シャンデリアなどで豪華に飾り付けられた会場は、ゴシックをイメージした「ブラックゾーン」と、ティースさんのプライベートルームをイメージした「ホワイトゾーン」の2部で構成。入場無料。7月1日まで(開場時間は11時~20時)。