池尻・世田谷ものづくり学校（IID）内にある専門スクール「スクーリング・パッド」（世田谷区池尻2、TEL 03-3421-1011）は8月より、俳優養成講座をスタートする。コースは既存の「映画ビジネスデザイン学部」内に新設するもので、講座は「映画俳優」に的を絞るのが特徴。講師陣には、井筒和幸監督ら著名人を迎える。

　全20回のコースでは、映画監督をはじめプロデューサーや映画関係者、俳優などが演技指導を中心とした「実践」講座を披露。演技のほか、オーディション時のノウハウやセルフ・マネジメント、PR方法などもレクチャーし、各方面での育成を促すという。

　コース期間は、8月5日～12月16日の毎週日曜、14時～18時。定員は30人で、俳優・モデル・タレントなどの事務所に所属している人も参加できる（17歳以下は不可）。7月中に書類審査（1次試験）、面接（2次試験）を行い、参加者を決定する。受講料は21万円。

　講師陣は井筒監督に加え、監督＝松岡錠司（「東京タワー」）、金田敬（「青いうた」）、吉田康弘（「キトキト！」）、俳優＝木下ほうか（「パッチギ！」「ゲロッパ！」）、二階堂智（「バベル」「ラストサムライ」、カッコ内は代表作、すべて敬称略）らを予定している。受講時の「優秀者」には、映画制作・配給会社「シネカノン」系作品への出演枠も用意される。応募締め切りは7月15日（必着）。

関連記事（シブヤ経済新聞）スクーリング・パッド