ミス・ユニバース2007世界大会で優勝した森理世さんが、大会で実際に着用した着物衣装を展示する記念企画が6月16日より、原宿「義志(よしゆき) 東京本店」(渋谷区神宮前5、TEL 03-5774-5166)で開催される。
各国の代表がその国の伝統衣装として身にまとう「ナショナルコスチューム」。今年森さんが着用したのは、和服テイストをモダンに落とし込むデザインで注目を集める「義志」のデザイナー・緒方義志さんと、着物ブランド「ヒロコレッジ」デザイナーの高橋理子(ひろこ)さんがコラボレートして作り上げた斬新な着物衣装。
赤を基調とした大柄の着物を露出気味に身にまとい、その上に落ち着いたトーンの黒の打ち掛けを羽織りながら、両そでを大きく広げた森さんの姿は、同大会優勝後、各国のメディアでも大きく報じられた。同店では着物と打ち掛けのほか、大会時にセットで着用したさらしや帯、桐下駄など一式すべてを展示する。
2006年ミス・ユニバース準優勝の知花くららさんが着用した赤揃えの甲冑(かっちゅう)も併せて展示するほか、会期中は別注色の着物や限定Tシャツなど、「義志」と「ヒロコレッジ」のコラボレート商品も展開する。6月24日まで。
2004年創業の「義志」は、姉妹ブランド「小萩(こはぎ)」とともに「和服再興」を目指す気鋭ブランド。一方の「ヒロコレッジ」はステージ衣装制作なども手がける高橋理子さんが2006年秋に立ち上げた。