東急百貨店東横店(渋谷区渋谷2、TEL 03-3477-3111)地下1階の「東急フードショー」は5月31日、名産品売り場とギフトゾーンをそれぞれ改装し、リニューアルオープンする。
全国の名産を扱う「諸国銘産売場」は売り場面積を3割増床し、約44坪に拡大。名菓などのスイーツを中心に商品も拡充し、商品点数は従来の2割増までラインアップを増やす。新たに展開を始めるのは、東京での常時取り扱いとしては今回が初となる京菓子「雅苑」の和菓子や、曜日別に入荷する生菓子の限定商品など。新設の「お取り寄せコーナー」では、年2回カタログを発行し、ギフト需要にも対応する。
ギフトゾーンは、英老舗百貨店ブランド「ハロッズ」のインショップ(約3坪)を6月中旬までに新規導入。主力の紅茶類(630円~)をはじめ、ジャム(294円~)や焼き菓子(1,050円)、マグカップ(2,205円~)などの雑貨を展開。新設する「キーコーヒーショップ」には専門アドバイザーが常駐し31種類のコーヒー豆を販売、イートインカウンター6席も設ける。
売り場では健康食品コーナーも刷新。メタボリック対策、アンチエイジング関連商品を拡充するほか、約20種類の酢の試飲などができる「リキッドサプリ」コーナーも新設する。
東急フードショーは、2000年4月のフロア開設以降、2005年に入りスイーツ、総菜売り場を立て続けにリニューアルしている。同7日からはスイーツやデリの「プレミアムメニュー」を期間限定で提供する「東急フードショーフェスタ」が始まる。20日まで。